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ダイムラー、台湾賓士を子会社化【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年7月28日_記事番号:T00031533

ダイムラー、台湾賓士を子会社化【表】

 独ダイムラーが今月21日、メルセデスベンツ台湾総代理店の台湾賓士(台湾ベンツ)の株式の51%を取得して子会社化した。台湾賓士は今後、ドイツ本社と経営戦略の歩調を合わせることになる。28日付工商時報が伝えた。

 台湾では昨年、ベンツの販売台数が並行輸入品を含め9,520台と過去最高を記録、輸入車市場のトップブランドとなった。ダイムラーはこれを受けて台湾賓士への出資比率引き上げを決定。なお、今年上半期のベンツ車販売台数は前年同期比51.8%増の6,594台で、通年では1万2,000台を目標としている。

 台湾賓士は約10年前、中華賓士汽車などとダイムラーが51対49の出資比率で設立した。資本金は17億1,500万台湾元(約46億3,000万円)。ダイムラーによる子会社化後も台湾賓士の幹部クラスの人事に変更はなく、劉禹策董事長とエーベルハルト・H・カーン総裁の体制で運営する。