ニュース 電子 作成日:2011年7月28日_記事番号:T00031534
28日付工商時報によると、アップルのスマートフォン次世代機種の試験生産に向け、部品メーカーが今週40万台分を出荷する予定で、9月6~15日の間に日欧米市場で同時発売される見通しだ。第1弾の出荷は400万台とみられ、組み立てを担う鴻海科技集団(フォックスコン)など、関連メーカーの業績好調が見込まれる。
鴻海は組み立てのほか、フロントカメラの200万画素レンズを受注し、バックカメラの800画素レンズが認証段階のようだ。このほか鴻海傘下では、奇美電子(チーメイ・イノルックス)もタッチパネルが認証中。鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)は筐体(きょうたい)を一部受注したようだ。広宇科技(パン・インターナショナル)と正イ精密工業(イは山の下に威、フォックスリンク)は中台でアップル製品販売店の経営権を取得しており、グループ全体で商機拡大が見込まれる。
アップルは最近、iPhoneサプライヤーとして、プリント基板(PCB)に燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)と金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)を加えたほか、筐体(きょうたい)は鴻準と可成科技(キャッチャー・テクノロジー)から調達するなど、従来の1社独占供給体制を複数社に分散させており、サプライヤー同士の競争は増す一方だ。
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