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金仁宝集団、クラウド参入で傘下企業合併


ニュース 電子 作成日:2011年7月28日_記事番号:T00031539

金仁宝集団、クラウド参入で傘下企業合併

 金仁宝集団の許勝雄董事長は27日、傘下の台亜衛星通訊(テレポート・アクセス・サービシズ)と宏遠通訊(アンビコム・テクノロジー)を合併させ、第3四半期中にクラウドコンピューティング事業に参入する意向を明らかにした。28日付工商時報が伝えた。

 台亜衛星通訊は衛星伝送、宏遠通訊はネットワーク交換設備の運営を手掛けている。両社の顧客は合計で2万1,000社に上り、生産管理やサプライチェーン管理などに関連したクラウド事業の主要顧客となる見通しだ。

 このほか、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、金宝電子工業、康舒科技(アクベル・ポリテック)、智易科技(アルカディアン・テクノロジー)のグループ各社も、タブレット型パソコン、スマートフォン、ルーターなどクラウド関連設備の出荷を強化。携帯電話キャリアの威宝電信(ビボテレコム)がクラウドのネットワーク伝送サービスを手がけるなど、グループ全体でクラウド分野を全方位的に攻略する。

 許董事長は「第3四半期中に中小企業向けのクラウドを設置し、(グループ企業の)合併やグループ外のクラウド応用企業との連携で、クラウド産業における版図を拡大していきたい」と述べた。