ニュース 社会 作成日:2011年7月29日_記事番号:T00031548
 日本だけでなく台湾でも人気の高い韓国ドラマ。その魅力にハマってしまい、不眠不休でドラマを見続けた女性があわや失明という危機に見舞われた。
台北市在住の主婦、劉さん(40)は大の韓ドラファン。いつも手伝っている店が3連休になったのを機に、普段は時間がなくて見たくても見られない大好きな韓ドラを、心ゆくまで堪能する「韓ドラ三昧(ざんまい)」の休日を送ることに。
劉さんは家族に見つからないよう、消灯した寝室でノートパソコンを使用してこっそり視聴開始。それから3日3晩、眠ったのはなんとたった2時間という、まさに韓ドラの世界に浸りきった毎日を過ごした。
ところが、4日目の昼になって劉さんの体に異変が。長時間にわたって小さい画面を注視し続けたからだろうか。突如視界がぼやけ、目に痛みが走った。さらに頭痛、手足のしびれ、呼吸困難、むかつきなどの症状にも見舞われた。
病院へ駆け込んだ結果、劉さんの視力はもとの1.0から、0.1〜0.05にまで急激に低下していたことが判明した。眼圧は正常値の3倍を超え、急性の閉塞隅角緑内障と診断された。対処がもう少し遅れていれば、失明の危険もあったというから恐ろしい。
医師によると、過去に3D映画を見たり、マージャンのし過ぎで急性緑内障を引き起こしたケースはあるが、ドラマの見過ぎでというのは非常に珍しいとか。急性緑内障は、遠視や白内障の患者に多いが、劉さんはそのいずれでもなかった。医師は劉さんの個人的な体質と関係があるとみており、今後も目を酷使すると再発する可能性が高いと指摘した。
眼科医によると、PCを使う場合は、明るい環境で使用し、1時間ごとに5〜10分間休憩を取るのが理想的。幸い、劉さんは緊急入院して治療を受け、もとの視力を取り戻した。今後は、韓ドラもほどほどに願いたい。
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