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日月潭の上半期観光客数、前年比29%減【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年7月29日_記事番号:T00031559

日月潭の上半期観光客数、前年比29%減【表】

 中部南投県の人気観光地、日月潭国家風景区(国定公園)に上半期訪れた観光客数は延べ291万人で、前年同期比29%の大幅減となった。特に湖と「日月潭ロープウエー」で結ばれるアミューズメント施設「九族文化村」は、「ロープウエーブーム」が一段落したことで、入園者数が同37.5%減の延べ75万人に落ち込んだ。29日付工商時報が伝えた。


九族文化村は8月末まで、入場料とロープウエー運賃のセットを200元引きの580元で販売している(九族文化村提供)

 同風景区には昨年、ロープウエー開通と中国人団体客の急増が追い風となり、過去最高の延べ775万人が訪れた。今年は、年間延べ600万人を維持し、前年比減少幅を22.6%に抑えたい考えで、ビジターセンター、向山行政中心など新たな観光スポットの集客力や、先ごろ解禁となった中国人自由旅行客に期待をかける。

 また南投汽車客運はこのほど、日月潭と台湾鉄路(台鉄)集集線の終点・車埕駅を結ぶシャトルバス(1日10往復)運行を開始。頭社、蛇窯、水里など周辺観光スポットを経由し、観光客へのアピールを狙う。