経済部はこのほど、発光ダイオード（ＬＥＤ）照明産業を支援するため、街路灯を水銀灯からＬＥＤ電灯に切り替える地方自治体に対し、今年１億2,000万台湾元（約３億2,000万円）の補助金支出を行うことを決めた。来年も少なくとも１億3,000万元の予算を計上する。29日付工商時報が伝えた。
経済部は台湾全土の水銀灯の街路灯80万カ所を段階的にＬＥＤ電灯に切り替えることを目指しており、すべてが交換されると仮定した場合、ＬＥＤ照明業界に86億元の経済効果がもたらされる。今年は11月までに6,000カ所の街路灯をＬＥＤ電灯に切り替える。
経済部能源局は2009年から「ＬＥＤ道路照明モデル計画」を導入し、これまで１億3,000万元の予算を投じ、台湾全土47カ所のモデル地域でＬＥＤ電灯を街路灯に採用してきた。同局はモデル計画の成果を踏まえ、支援事業の継続を決めた。
