ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年7月29日_記事番号:T00031565
ステンレス大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は28日、原料のニッケル国際価格の反発、市場で在庫確保の動きが強まっていることから、8月の台湾市場および輸出向けステンレス価格の引き上げを決定した。上げ幅は、台湾向けが▽300系熱延・冷延、1トン当たり3,500台湾元(約9,500円)▽400系が同1,000元──。輸出向けが▽300系、同150~170米ドル▽400系、同30~50米ドル──。29日付工商時報が伝えた。
また、同業大手の唐栄鉄工廠も追随するとみられ、値上げ幅もYUSCOと同等と予測される。
今回のYUSCOの値上げ幅は川下の予想を上回った。川下メーカーもコスト反映のため値上げを行う方針だが、第4四半期のステンレス市場は、欧米の景気回復に伴って需要が強まるとみており、受注への影響は限定的との見方だ。
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