ニュース 政治 作成日:2011年8月1日_記事番号:T00031589
国民党と親民党の選挙協力交渉が不調に終わり、宋楚瑜・親民党主席に来年1月の総統選への出馬を求める民間の署名が50万人分を超えたもようだ。総統選に出馬しても宋主席が当選する可能性は極めて低いが、親民党は国民党をけん制し、存在感を示すため、宋主席を総統選と立法委員選挙の比例区にダブル出馬させることを検討している。1日付聯合報などが伝えた。
親民党は今週中にも立法委員選挙の第一次立候補者リストを発表する。同党関係者は、宋主席を立法委員選挙の比例区候補リストで下位圏に登載する案が有力で、総統選出馬については、世論動向や署名状況を踏まえて決定するとした。
署名運動の責任者は、8月20日までに記者会見を開き、宋主席に総統選への出馬を求める考えを示した。
一方、国民党サイドでは、馬英九総統選対事務室の金溥聡執行長が「国民党は親民党の主体性を尊重する前提で、公開、透明な形での『泛藍(汎国民党陣営)』が団結することを期待している」と改めて選挙協力を訴えた。その上で、親民党に比例区への候補擁立を見合わせるよう要請した。
ただ、親民党サイドは「比例区に出馬しなければ主体性などない」とし、国民党の呼びかけを改めて拒否した。
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