ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

コンパル成都工場、8月に量産開始へ


ニュース 電子 作成日:2011年8月1日_記事番号:T00031600

コンパル成都工場、8月に量産開始へ

 1日付電子時報によると、ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が、8月に中国四川省の成都工場で量産を開始する計画だ。英業達(インベンテック)も重慶の工場棟が10月に完工する予定だ。

 ノートPC業界関係者によると、生産拠点として中国内陸部を重視する大手ブランド、宏碁(エイサー)とヒューレット・パッカード(HP)の意向に合わせ、コンパル、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、緯創資通(ウィストロン)、インベンテックがいずれも成都や重慶に工場を設置しており、下半期中に工場拡張も計画している。

 ただ、ノートPC部品は2,000個以上に上り、関連部品メーカーすべてが同時進出することは不可能だ。現段階で受託メーカーは、上海市や江蘇省昆山市の工場で生産した半製品を重慶工場に出荷し、最終的な組み立てを行った後、販売市場に輸送する「セミノックダウン方式」を採らざるを得ない。このためコスト抑制に向け、部品メーカーの早期進出を望んでいる。