ニュース 電子 作成日:2011年8月1日_記事番号:T00031602
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)の周永明執行長(CEO)は29日の業績説明会で、第3四半期は四半期ベースで過去最高の売上高1,370億台湾元(前期比11%増)、出荷台数1,350万台(同10%増)を記録し、第4四半期はさらにこれを上回るとの見通しを示した。30日付工商時報が伝えた。
アップルとの特許訴訟をめぐり、ゴールドマン・サックス証券がHTCの目標株価を引き下げたことで、市場ではHTCに対し「第4四半期の出荷台数は1,000万台にとどまる」「下半期の出荷台数は上半期を下回る」などの観測が流れていた。周執行長はこうした見方に反論した形だ。
周執行長は下半期に新機種を6~8種類発売する計画を明らかにした上で、第4四半期の大幅成長に自信をみせた。しかし、中低価格機種を発売する影響で、第3四半期の粗利率は27.5~28.5%と、前期の28.8%を下回る見通しだ。
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