ニュース 電子 作成日:2011年8月1日_記事番号:T00031603
発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップの泰谷光電科技(テクコア)は7月29日、董事・監事の改選を行い、発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が董事7人のうち4人、監事3人のうち2人をそれぞれ占め、テクコアの経営主導権を手中に収めた。30日付蘋果日報が伝えた。
テクコアの新董事長には、エバーライトの葉寅夫董事長の就任が有力視される。葉董事長は「投票結果は予想通りだ。今後はテクコアの経営に介入することになるが、これまでの経営陣は交代せず、エバーライトとともに経営に当たることになる」と述べた。
これに先立ち、テクコアはエバーライトと晶元光電(エピスター)を引き受け先とする10億台湾元(約26億6,000万円)の第三者割当増資を実施したが、手続き上の瑕疵(かし)があったため、株主としての権利に疑問が生じたと主張し、董監事改選の延期を宣言。これに対し、エバーライトはテクコアが経営権喪失を恐れ時間稼ぎをしていると反発していた。
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