ニュース 電子 作成日:2011年8月2日_記事番号:T00031627
中華電信は1日、中国の通信キャリア大手、中国電信(チャイナ・テレコム)との 間で公衆無線LAN「Wi-Fi」のローミング料金を最大90%値下げすることで合意した。中国でのローミング料金は、これまでの毎分10~20台湾元(約27~54円)から2元に引き下げられる。今後は競合他社の追随も予想される。2日付工商時報が伝えた。
中華電信の陳長栄協理は「中台間でのローミングは大半が第三者を通じた合意によるものだが、中華電信と中国電信は直接交渉を行い、過去最大の値下げ幅を実現した」と説明した。
公衆無線LANのローミングをめぐっては、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、NTTドコモなどが加盟する通信キャリア連合「コネクサス・モバイル・アライアンス」もローミング料金の値下げに向けた検討を進めているもようだ。
中華電信はまた、中国の中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)をはじめ、シンガポール、香港、マレーシア、インドネシアなど7カ国・地域の通信キャリアと提携し、モバイルインターネットで1日当たり99元のローミング料金を設定することに近く合意する見通しだ。
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