通信キャリア、台湾大哥大（タイワン・モバイル）は１日、昨年末発売した自社ブランドのタブレット型パソコン、「myPad P1」に続く２代目となる「myPad P2」を今週中に発売すると発表した。本体価格は8,990台湾元（約２万4,000円）に抑えた。月額699元のモバイルネット接続サービス３年契約と、同149元の音楽ストリーミング配信サービス１年契約を結べば、本体価格が490元となるなどのセットプランも用意されている。２日付電子時報などが報じた。
７インチで厚さ1.26センチ・重さ388グラムの「myPad2」。中国の中興通訊（ＺＴＥ）が受託生産する（台湾大哥大ニュースリリースより）
頼弦五・業務総経理は、タブレットＰＣの人気は価格が鍵を握っており、２万元近くにもなれば多くの消費者は購入になびかず、低価格ノートＰＣ（ネットブック）程度まで下がらなければ競争力はないと指摘。タブレットＰＣは、クリスマスシーズン向け新機種発売やキャンペーンが相次ぐ今年第４四半期には本格的な価格競争が始まり、消費が盛り上がると予測した。
