ニュース 電子 作成日:2011年8月2日_記事番号:T00031632
半導体業界で三次元(3D)ICのパッケージング技術の重要性が高まる中、台湾の半導体各社は3DICに対応するシステム・イン・パッケージ(SiP)技術の導入に動いている。2日付工商時報が伝えた。
各社が導入を目指しているのは、シリコン貫通電極(TSV)、シリコン・インターポーザー、銅ピラー構造のバンプ(CPB)などの技術で、来年下半期にかけ量産が見込まれている。
このうち、聯華電子(UMC)は、エルピーダメモリ、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)と協力し、28ナノメートル以下の製造プロセスでTSV技術を開発していく。
台湾積体電路製造(TSMC)は先週の業績説明会で、シリコン・インターポーザー、CPB、バンプ・オン・トレース(BOT)などの先進パッケージング技術の提供を開始する方針を明らかにした。
日月光半導体製造(ASE)と矽品精密工業(SPIL)は既に3DスタックSiPパッケージング技術による量産体制を整えた。頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)と京元電子(KYEC)は、銅厚膜プロセスやCPBなどの分野で提携し、来年上半期に量産開始を見込む。
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