厳しい暑さが続く中、温泉旅館が工夫を凝らしたサービスやお得なキャンペーンで集客に躍起だ。３日付蘋果日報が報じた。
陽明山国家公園内に位置する天籟温泉会館（新北市金山区）は、湯の温度を18度に引き下げた上で、入浴と食事をセットにしたプランを平日780台湾元（約2,080円）と、1,040元相当を25％引きで提供している。７月に同様のプランを打ち出したところ、利用客が前年比３割増、宿泊客も25％増えたという。
また、烏来温泉の樸石麗緻温泉会館（新北市烏来区）も９月末まで、湯の温度を20度に引き下げ、個室入浴に食事のほかゼリーやアイスキャンデーを付け、ペアで約３割引きとなる1,598元のプランを用意している。１日10組限定だ。
清新温泉度假飯店（台中市烏日区）は、親子をターゲットに９月末までの平日、大人２人につき子ども１人（440元相当）が無料。礁渓温泉の長栄鳳凰酒店（礁渓）（エバーグリーン・リゾート・ホテル礁渓）は８月末までの平日、大人２人につき子ども１人（1,500元相当）を無料とするほか、21日までは2011年宜蘭国際童玩節（冬山河親水公園）の入園券２枚を贈呈する。
北投温泉の漾館時尚温泉（台北市北投区）にいたっては、入浴６回分9,792元を購入すれば、ペアの食事６回分（5,760元相当）だけでなく、韓国ソウルの往復チケット２枚（20組限定）まで贈呈する大盤振る舞いだ。
