ニュース 医薬 作成日:2011年8月3日_記事番号:T00031642
台北市内湖区の民間診療所「康寧診所」がカルテや処方せんを偽造する手口で、第3級、第4級の毒物成分を含む睡眠薬「ロヒプノール」「スティルノックス」を詐取していた疑いが強まり、検察当局は2日、同診療所を家宅捜索するとともに、経営者を摘発した。詐取した睡眠薬は7年間で25万錠に上るもようだ。3日付自由時報が伝えた。
同診療所の経営者、李佳竑容疑者(56)は、取り調べに対し、詐取した睡眠薬を転売していたことを認めた。不当利得は500万台湾元(約1,340万円)以上とみられる。
検察は家宅捜索で、カルテ約200件、スティルノックス約7,000錠、ロヒプノール約300錠を押収した。同診療所の患者10人余りは、自費で処方外の睡眠薬を李容疑者から購入していた。中には睡眠薬を100〜200錠も大量購入していた患者がおり、検察はこの人物が不正流通の仲買人の役割を果たしていた疑いが濃いとみているが、当人は「夫婦とも不眠症で毎日睡眠薬が必要だった」と容疑を否認している。
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