ニュース 商業・サービス 作成日:2011年8月3日_記事番号:T00031643
中華民国消費者文教基金会(消基会)は2日、「紫外線カット」をうたった無印良品の女性用開襟シャツに、十分な紫外線カット性能がなかったなどとする調査結果を明らかにした。3日付蘋果日報が伝えた。
紫外線カット性能が不十分と判断された無印良品(左)の衣料(2日=中央社)
消基会はこのほど、市販の衣料12種類を対象として、日焼けをどれほど防げるのかを示した紫外線保護指数(UPF)を計測した。経済部部標準検験局は、紫外線対策商品をUPF値でAからCまでの3段階に分けているほか、UPF値が15以下の場合には「紫外線カット」と表示することを認めていない。
今回の調査結果で、無印良品の女性用開襟シャツ(価格1,390台湾元=約3,700円)はUPF値が8にとどまり、実際には紫外線カット性能が十分でないことが分かった。また、UPF値を50以上と表示した同社の女性用キャミソール(1,480元)も数値が23.2にとどまり、虚偽表示だと指摘された。無印良品は「紫外線遮へい率は日本の基準を満たしているが、疑いがある商品は消費者からの返品を受け付ける」と説明した。
一方、ユニクロのTシャツ(299元)は、安価ながら紫外線カット性能がA評価で、価格と紫外線カット性能が必ずしも比例していないことが分かった。
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