ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月3日_記事番号:T00031645
プラスチック包装材料大手、炎洲の李志賢董事長は2日、今年6月に中国・江蘇省で設立した孫会社、万洲石化を通じて川上分野に参入し、垂直統合を進める計画を明らかにした。ただ、万洲石化が何を生産するかは明らかにしていない。李董事長は「台湾では台塑集団(台湾プラスチックグループ)のみが製造しており、石化製品で最も高利潤が望めるもの」とだけ語った。2日付工商時報などが伝えた。
炎洲は、万洲石化に対し4,800万米ドルを2期に分けて投じることを董事会で決議しており、既に経済部投資審議委員会(投審会)に計画書を提出、早ければ今月末に認可が得られる見通しだ。2013年にも第1期建設が完了し、中国華東地区で量産開始の予定だ。第2期が完了する15年には年間売上高200億台湾元(約534億円)を目指す。
万洲石化は先月、既に製造装置の購入を済ませ、導入する技術の授権契約も結んだ。なお、原料調達先の日韓企業から合弁の意思を示されたが、炎洲は単独での投資を決めたという。
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