ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年8月3日_記事番号:T00031652
中国鋼鉄(CSC)が2日発表した7月の税引き前利益は20億6,700万台湾元(約55億4,000万円)で、前月比29.19%減、前年同月比では52.11%の大幅減となった。7~8月製品価格の引き下げ、および石炭、鉄鉱石価格の高止まりが利益縮小につながった。3日付経済日報などが伝えた。
原料価格の高止まりが続く見通しから、8、9月は依然高コスト原料の使用が続き、単月の税引き前利益はさらに15億元まで縮小するとみられ、第3四半期通期では、第2四半期(約100億元)から半減すると証券会社はみている。ただ、第3四半期が谷底で、第4四半期には業界が需要期を迎えることから徐々に回復し、通年利益は250億元に達すると予測した。
なお、7月売上高は前年同月比6.09%減の206億8,100万元で3月以来の今年最低となった。同月出荷量は前月比2.1%減、前年同期比10.11%減の76万3,000トンで、うち台湾向け出荷量は前月比減少し51万4,800トン、輸出向けは24万8,000トンを維持した。
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