ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年8月3日_記事番号:T00031653
中国鋼鉄(CSC)は2日、中国、日本、韓国、インドの4カ国から輸入される鋼板、電磁鋼など4項目の鉄鋼製品について、台湾政府に20〜50%の反ダンピング(不当廉売)関税の適用を求める提訴を行うことを検討していると発表した。3日付経済日報が伝えた。
CSCの杜金陵・執行副総経理は「4カ国の鋼材が低価格で輸入され、CSCは赤字で販売してもそれを防ぐことができない。4カ国は内需向けの販売で輸出向け販売をカバーする手法で不当競争を行っている」と提訴理由を説明した。日本製品では電磁鋼板が提訴対象となっている。
アジアの鉄鋼市場では第2四半期以降、市況低迷で値引き競争が激化している。しかし、石炭や鉄鉱石など原材料は高止まりしているため、CSCは赤字販売を強いられている。
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