ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年8月3日_記事番号:T00031657
交通部数拠所の統計によると、7月のバイク新車登録台数は前年同月比12%増の7万979台で、単月で過去2年の最高を記録した。ハイシーズンの夏休みを迎え、各社が値下げで販促を行ったことが奏効した。1~7月累計でも36万6,899台と前年同期比45.5%の大幅増となった。3日付工商時報が伝えた。
各社の7月登録台数は、▽光陽工業(KYMCO)、3万520台(シェア43%)▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)、2万1,982台(同31%)▽三陽工業(SYM)、1万5,281台(同21.5%)──。
圧倒的なシェアを維持した光陽は、125ccクラスでは最安の「V2」(4万9,800台湾元=約13万3,000円)の販売が好調で、同クラスのシェアも36.8%と、今年初めて三陽を上回った。販売業者における在庫水準が低下していることから、同社は今月、土曜日も生産ライン稼動させて対応する。今後も通年シェア40%に向け単月平均2万6,000台ペースの販売を維持したい考えだ。
なお三陽は7月、上半期中に実際の販売前に新車登録を行ったいわゆる「新古車」の消化に努めたことで新規登録が減ったが、実際の販売シェアは30%近くを維持したとみられる。
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