ニュース 農林水産 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031672
雲林県政府警察局は3日までに、台湾で生産、使用が禁止されている食肉用の肉質改善剤を生産、販売していた「嘉義馳弘公司」を摘発し、5人を逮捕するとともに、原材料や調合済みの肉質改善剤を嘉義市内の倉庫から押収した。4 日付中国時報が伝えた。
嘉義馳弘は、肉質改善剤の原材料となるベータアゴニストを密輸し、骨粉、カルシウム粉末、ニンニクエキスなどを配合し、肉質改善剤を製造。さらに飼料2トンにつき1キログラムの肉質改善剤を混ぜて販売していた。出荷先は雲林県、嘉義県、台南市、台中市、彰化県、南投県の養豚場で、昨年だけで50トンの肉質改善剤が出荷され、それを食べた豚5万頭が市中に流通した可能性があるという。
警察は嘉義市内の倉庫から、ベータアゴニスト18キログラム、調合済みの肉質改善剤216キログラムを押収した。肉質改善剤の違法販売事件としては過去最大の規模となる。
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