ニュース 農林水産 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031673
麹菌を使った食品リサイクルシステム技術の研究開発などを手掛ける源麹研究所(本社・鹿児島県霧島市、山元正博社長)は3日、同社が開発した焼酎廃液由来の麹発酵飼料添加剤「TOMOKO」を、日本製食品販売代理店の第一名店と提携して、台湾の養豚、養鶏業者向けに販売すると発表した。100億台湾元(約274億円)規模とされる台湾の肉鬆(肉のでんぷ)・ポークジャーキー向け市場で商機を狙う。4日付経済日報が伝えた。
第一名店は、源麹研究所から「TOMOKO」の販売代理権を取得。今年3月から台湾区種猪発展基金会の幹部が経営する高登畜牧場と提携し、この飼料を与えた子豚80頭を飼育している。飼育の過程で抗生物質や成長促進剤などは与えていない。豚肉としての供給量が限られるため、第一名店は将来、加工して肉鬆やポークジャーキーの高級品として販売、中国へも輸出する計画だ。
今回の日台連携は鹿児島銀行の仲介で実現した。源麹研究所の山元正博社長によると、当初は台湾での展開は検討していなかったが、東日本大震災後に台湾から世界最大規模の義援金が寄せられたことに感動し、第一名店との協力を決めたという。
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