ニュース 金融 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031674
台新銀行の蔡栄棟総経理は3日、来年以降、コンビニエンスストア大手の全家便利商店(台湾ファミリーマート)の店内に約2,100台の現金自動預払機(ATM)を独占的に展開することを目指す意向を示した。4日付経済日報が伝えた。
ファミリーマートには現在、台新銀が1,700台、国泰世華銀行が400台のATMを展開しているが、台新銀は年末の契約期限更改を機に、ファミリーマートのATM網独占を目指す。台新銀はファミリーマートのメーンバンクとして関係が深く、国泰世華銀に比べ有利な立場にあるが、交渉は銀行がコンビニに支払うATM設置場所の賃貸料がカギとなる見通しだ。
コンビニ店内のATMは、ファミリーマートが台新銀、セブン−イレブンが中国信託商業銀行(CTB)という具合に、特定行による独占が進む可能性が高まった。萊爾富(ハイライフ)は現在、台新銀、国泰世華銀、台北富邦銀行がATMを設置しているが、今後争奪戦が激化しそうだ。
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