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ジンテックとSAS、7月は増収


ニュース その他製造 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031678

ジンテックとSAS、7月は増収

 太陽電池大手の昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)が3日発表した7月の売上高は、前月比52.2%増の15億7,000万台湾元(約43億円)だった。また、太陽電池用シリコンウエハー大手の中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)が同日発表した7月の連結売上高も、前月比11.9%増の14億2,100万で、ともに7月は好調だった。4日付中国時報が報じた。

 ジンテックによると、7月は出荷量が第1四半期の水準にまで回復。このうち欧州からの受注が約35~40%を占めるという。また、SASは7月の太陽電池市場について、回復基調にあるものの製品価格はほぼ横ばいで、明らかな上昇はまだ見られないと指摘した。

 市場調査機関、集邦科技(トレンドフォース)の調査によると、ポリシリコンのスポット価格下落を受け、ポリシリコンウエハーの取引価格は現在、1枚1.95~2.1米ドルにまで下がっている。また、太陽電池価格は1ワット当たり平均0.796米ドルにまで下がっている。