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亜洲聚合のLDPEライン、操業を再開


ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031680

亜洲聚合のLDPEライン、操業を再開

 先月20日に事故が発生し、操業を停止していた亜洲聚合(アジア・ポリマー)高雄市林園工場内の低密度ポリエチレン(LDPE)生産ラインが3日、稼働を再開した。同ラインは、行政院労工委員会(労委会)南区労働検査所(労検所)より1カ月の停止命令を受けていたが、検査・修理および改善計画を南区労検所に提出し、このほど再開が認められた。4日付経済日報が伝えた。

 亜洲聚合の主管によると、年産能力3万5,000トンの同ラインは、再開初日からフル稼働となっており、8月業績への貢献が期待される。

 なお証券会社は、LDPE価格は4週連続で上昇を続けており、今週も3日までで30米ドル値上がりしたと指摘。台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサプラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)が連続火災事故を受けて大規模な稼働停止となるとの見通しから、中国で在庫積み増し需要が高まっていると分析した。