ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031683
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の7月売上高は、前月比19.5%増の1,316億台湾元(約3,560億円)となった。4社のうち台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)が前月比22.8%増(前年同月比5.6%増)の169億8,100万元で、増収幅が最大となった。同社は5月に起きた火災の影響で稼働を停止していた塩化ビニルモノマー(VCM)プラント(海豊工場区)が7月12日に生産を再開したほか、苛性ソーダ(NaOH)、ポリ塩化ビニル(PVC)も出荷量を伸ばし増収に貢献した。4日付工商時報などが報じた。
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は前月比21.2%増の141億6,300万元だったが、前年同月比では21.8%減少した。呉嘉昭・同社総経理は、7月に再稼働したエチレングリコール(EG)プラントは依然、生産能力が従来の半分程度にとどまっているが、8月中には完全回復が見込めるとしている。
そのほか台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は前月比21.5%増、前年同月比21.8%減の770億元、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は、前月比10.4%、前年同月比4.99%増の234億5,900万元だった。
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