ニュース 電子 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031688
DRAM市場で続く需要低迷を受けて、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)のDRAM大手3社の7月売上高は、前月に続きいずれも減収となった。4日付経済日報が伝えた。
南亜科技の7月売上高は、前月比24.6%減、前年同月比53.9%減の23億4,800万台湾元(約62億7,000万円)で3カ月連続で前月比減となった。7月の契約価格下落や、川下で続く需要低迷による出荷量減少が響いた。
イノテラは、前月比9.4%減、前年同月比5.8%減の29億7,800万元で、2カ月連続の前月比減となった。
なお、南亜科技とイノテラは引き続き非標準DRAMの製造に注力し、年内に製造比率を全体の50%以上に引き上げることを目指す。
一方、レックスチップは、前月比22.08%減、前年同月比52.37%減の21億9,600万元で今年2番目に低かった。同社はDRAM価格低迷を受けて、毎月8万枚の生産量のうち15%でパッケージング・テスティング(封止・検査)を行わないことで支出抑制に努めている。
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