ニュース 電子 作成日:2011年8月4日_記事番号:T00031690
電源用チップ大手の新日本無線は、聯華電子(UMC)の日本子会社、UMCジャパン(UMCJ、千葉県館山市)と提携し、UMCの0.35マイクロメートル製造プロセスと新日本無線の50ボルト耐圧BCD技術を組み合わせた電源管理用ICの量産を、UMCJの8インチウエハー工場で6月から開始した。生産能力は月産800個で、来年には2,000個まで拡大する。4日付工商時報が伝えた。
新日本無線のウェブサイトによると、BCD技術とは、Bipolar、CMOS、DMOS混在プロセスで、DMOSパワー高耐圧FETが制御系素子と混在でき、電源管理用途に適したウエハープロセス技術。他のファウンドリーのBCD技術は40ボルトまでしか対応できないのに対し、新日本無線の技術は50ボルトの高電圧の対応できるのが特長だ。
新日本無線は自社の5インチウエハー工場からUMCJの8インチウエハー工場への生産委託を拡大する方針で、生産委託品目は現在の6種類から年末までに30種類に増える予定だ。
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