ニュース 運輸 作成日:2011年8月5日_記事番号:T00031701
交通部が2013年から高速道路の料金所で通行料の収受を完全に自動化することに関連し、毛治国交通部長が所定の支払い方式に従わずに高速道路を利用した場合には、直ちに「違反通行」と見なすと発言したことが批判を浴び、毛交通部長は4日、「所定の支払い方法を取らなくても後払いが可能で、直ちに罰金の徴収はしない」と釈明した。5日付中国時報が伝えた。
毛交通部長は当初、利用者は料金収受ラベル「eTag」を使うか、事前登録を行うかしなければならず、それに応じない利用者が高速道路を通行すれば違法になると発言していた。
交通部台湾区国道高速公路(高公局)の曽大仁局長は「距離に比例する料金体系の導入に伴い、利用者は500台湾元(約1,300円)をチャージすれば、無料でeTagを取り付けられる。それを望まなければ、事前登録で預託金を預け、ナンバープレート認識システムで課金することも可能だ」と説明。その上で、高速道路を利用することが少ない人がeTagを使用せず、事前登録も行わなかった場合には、通行料の後払いも可能だと説明した。
ただ、自動料金収受システム(ETC)の定着に向けては、後払いなどの例外を認めると混乱を招く可能性もあり、交通部は社会の受容度を見ながら、料金収受ラベルeTagの使用や事前登録を義務付けることも視野に入れている。
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