ニュース 電子 作成日:2011年8月5日_記事番号:T00031719
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は4日、9~10月に設備稼働率が反転上昇し、第3四半期売上高は前期比3~6%増、第4四半期も増収になるとの見通しを示した。ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が第3四半期6~8%減収、2位の聯華電子(UMC)も同10%以上の減収を予測する中での成長予測は、米アップルのスマートフォン「iPhone」、タブレット型パソコン「iPad」内蔵チップの封止・検査を相次いで受注しているためと観測されている。5日付工商時報などが報じた。
ただ全体的な景気見通しについて董宏思ASE財務長は、「通信製品、消費者向け電子製品、パソコンのいずれも例年のハイシーズンほどの旺盛な需要は見込めない」と悲観的な見方を示した。
ASEの第2四半期連結売上高は前期比1%増の462億5,400万台湾元(約1,270億円)、粗利益率は同0.6ポイント上昇の19.4%、純利益は同8%減の36億4,400万元だった。
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