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三晃化工、B型肝炎新薬の臨床実験


ニュース その他製造 作成日:2007年10月16日_記事番号:T00003173

三晃化工、B型肝炎新薬の臨床実験

 
 三晃化工傘下の三晃生物科技は15日、工業技術研究院からの技術移転で開発中のB型肝炎治療薬「BMEC-101」がこのほど、米食品医薬品局(FDA)から第1段階の臨床実験実施に向けた認可を取得したと発表した。同治療薬は漢方薬材料をベースにしたもので、5~10年後の商品化を目指す。16日付工商時報が伝えた。

 親会社の三晃化工は樹脂、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)、酸化防止剤などを生産しており、2005年に三晃生物科技を設立し、製薬事業に参入した。同社は先月に1億8,800万台湾元(約6億7,500万円)への増資を完了し、親会社による出資比率は30%に低下した。来年第3四半期には未公開株取引市場(興櫃市場)への登録を計画している。