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新薬開発のグリコネックス、三菱ガス化学が出資か


ニュース 医薬 作成日:2011年8月8日_記事番号:T00031735

新薬開発のグリコネックス、三菱ガス化学が出資か

 新薬開発の台湾醣聯生技医薬(グリコネックス)が、来年にも三菱ガス化学より出資を受ける見通しで、9月末にも提携覚書(MOU)を交わすもようだ。タンパク質性医薬品の工場を建設するのが目的だという。8日付経済日報が伝えた。

 グリコネックスは、台湾では少ないタンパク質性の新薬開発を手がける企業で、3年前には抗がん剤の特許使用権を大塚製薬に認める提携関係を結んでいる。

 グリコネックスの張東玄董事長によると、三菱ガス化学はタンパク質性の新薬開発を進めたい構えで、グリコネックスは培養技術など技術提供を行うほか、今後3年間で毎年150万米ドルの費用を受け取り、人材育成面での支援を行う。

 グリコネックスは年内をめどに興櫃市場(未公開株取引市場)に登録し、来年には6億台湾元(約16億円)の増資を行い、資本金を10億元まで増額する予定だ。三菱ガス化学は増資の引き受け先となる見通しだ。