ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

バイテク投資、昨年は301億元で過去最高


ニュース 医薬 作成日:2011年8月8日_記事番号:T00031736

バイテク投資、昨年は301億元で過去最高

 監査法人大手のアーンスト・アンド・ヤング(安永会計師事務所)は5日、台湾の昨年のバイオテクノロジー産業の投資額が過去最高の301億台湾元(約811億円)に上ったとの報告書を発表した。2009年の262億6,500万元に比べ、38億3,500万元(14.6%)の伸びを示した。6日付工商時報が伝えた。

 同社の張嵐菁営運長は「台湾のバイオテクノロジー医薬産業は、政府の積極的な取り組みにより、「生技起飛鑽石行動方案」(バイオテクノロジーの飛躍に向けたダイヤモンド・アクションプラン)によるバイオベンチャー投資基金(BVC)などで進展が見られた」と指摘。その上で、官学・研究機関・医療機関のリソース統合がバイオテクノロジー産業の発展に有利に働くとした。

 張営運長はまた、台湾は米国、日本のバイオテクノロジー市場と良好な連携関係にあるほか、中国との海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)により、中国市場に進出する上で戦略的に重要な位置にあるとの認識を示した。