ニュース 電子 作成日:2011年8月8日_記事番号:T00031748
半導体メモリーの華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)はこのほど、2009年に経営破たんした独キマンダから買収した46ナノメートル製造プロセス技術による2ギガバイト(GB)DDR3DRAMを発表したのに続き、第4四半期には同技術で開発したコンシューマエレクトロニクス機器向けSDRAM(シンクロナスDRAM)の量産を開始すると表明した。自前の技術を持たない競争力のなさを指摘されてきた、台湾DRAM業界の弱点を克服したい考えだ。8日付電子時報が報じた。
今回ウィンボンドが台湾初となる自社技術による量産計画を発表したことについて電子時報は、「台湾メーカーもこの道を進むことが可能であることを証明した」と指摘した。
なお、詹東義・同社総経理は46ナノプロセスの良品率について、「業界が満足する水準に達している」と強調した。また同社は既にパソコン向けDRAM市場から撤退しており、開発した技術もコンシューマエレクトロニクス機器向けSDRAMにのみ利用すると語った。
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