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広達の出荷量減少へ、デルが発注先変更


ニュース 電子 作成日:2007年10月16日_記事番号:T00003175

広達の出荷量減少へ、デルが発注先変更

 
 ノートブック型パソコン受託製造最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、主要顧客である米デルの発注が緯創資通(ウィストロン)に流れたため、第4四半期の出荷量が5大OEM(相手先ブランドによる生産)メーカーの中で唯一マイナス成長となる見通しだ。16日付経済日報が報じた。

 同社の第3四半期の出荷量は前期比19%増の880万台だったが、第4四半期の成長率は、前期比で5~8%のマイナスとなりそうだ。シティグループ・グローバル・マーケッツの予想によると、他のOEMメーカーは、英業達(インベンテック)が46%増、緯創が12%増、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は10%増と、それぞれ伸びを記録する見通し。しかし、来年以降も広達のOEM製造のノートPCは世界市場の35~40%を占め、最大手の座に変動はないとみられる。