ニュース 建設 作成日:2011年8月9日_記事番号:T00031760
屏東県・大鵬湾国家風景区(国定公園)の観光開発が計画開始から15年近くを経ても進んでいない。当初はインドネシア・バリ島にも劣らない国際リゾートが生まれると期待されたが、遅々として進まない状況に地元からは恨み節が聞こえている。9日付中国時報が伝えた。
大鵬湾開発をめぐっては南部の新たな観光拠点創設に中央政府が同意し、15年前に国家風景区管理処が設けられた。当時の計画では100億台湾元(約265億円)以上の投資により、生産高550億元、3,000人以上の就業機会が生まれると期待された。
しかし、開発予定地は依然として乱雑な状態で、国家風景区としての最も基本的な条件すら満たしていない。曹啓鴻県長は「国家風景区は交通部観光局の管轄で地方政府は口を挟めない」と釈明、景気の好転を待って観光局が業者に開発推進を促すよう期待していると述べた。
BOT(建設・運営・譲渡)方式で開発を請け負う大鵬湾国際開発によると、2004年に正式契約したものの環境アセスメントに時間がかかったことや、2008年の世界金融危機の影響で開発が大幅に遅れているという。
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