日産自動車の台湾総代理店、裕隆日産汽車の自社決算による７月売上高は36億2,900万台湾元（約97億円）で、前年同月比47.53％増と大幅成長した。新車販売のハイシーズンの７月、東日本大震災による部品不足の影響から完全に抜け出した。９日付工商時報が伝えた。
裕隆日産の１～７月売上高は前年同期比22.93％増の201億1,000万元だった。
生産を担う裕隆汽車製造の７月売上高は前年同月比14.2％増の38億7,600万元、１～７月累計は245億7,400万元で前年比成長率40.03％は裕隆集団内でトップだった。
同集団の中華汽車工業（チャイナ・モーター）の７月売上高は前年同月比17.71％増の34億8,700万元、１～７月累計は前年同期比23.74％増の232億3,000万元だった。
