ニュース 電子 作成日:2011年8月9日_記事番号:T00031771
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した7月の連結売上高は前月比4.7%増、前年同月比15.8%減の327億3,900万台湾元(約876億円)だった。7月の大型パネル出荷枚数が981万枚と前月比6.6%増加したことが増収につながった。一方、中小型パネルは1,558万枚で同5.8%減となった。9日付経済日報が報じた。
ただ市場調査会社、ディスプレイサーチの調べによると、液晶テレビ用パネル価格は8月前半、全面的に2~7米ドル値下がりしており、AUOおよび奇美電子(チーメイ・イノルックス)の第3四半期損失額は、前期からさらに拡大する可能性が高い。
こうした中、ディスプレイサーチは、世界のパネル大手が8月に減産幅を拡大するとみている。証券会社も、現状からみると、世界全体で30%の減産を実施してようやくパネル価格の安定を維持できると指摘。その場合、設備稼働率は過去最低水準となる。
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