ニュース 電子 作成日:2011年8月9日_記事番号:T00031775
発光ダイオード(LED)関連各社の7月売上高が発表され、LED最大手、晶元光電(エピスター)は液晶テレビのバックライト向け需要の低迷を受け減収となった一方、同業の泰谷光電科技(テクコア)は韓国テレビメーカーからの受注増で増収となり、明暗が分かれた。またLEDパッケージング(封止)の光宝科技(ライトン・テクノロジー)はLED事業では横ばいだったものの、カメラモジュール出荷増を受け、小幅増収となった。9日付蘋果日報が伝えた。
エピスターの7月売上高は、前月比15.7%減の14億5,800万台湾元(約39億円)となった。8月の見通しについて同社は、需要回復が見込めず減収が続く可能性もあるとしている。
一方、テクコアは前月比9.9%増の2億9,200万元。8月は横ばいを見込む。証券会社によると、テレビ用バックライト需要の低迷から、同社は第2四半期も赤字となる可能性が高いが、損失状況は前期に比べ改善したとみられる。
ライトンは、前月比3%増の103億7,000万元で、単月で今年2番目に高かった。ただ、コンピューター周辺機器や光電関連製品の受注は好調だったものの、LEDパッケージング事業の売上高は伸びなかった。
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