ニュース 電子 作成日:2011年8月9日_記事番号:T00031776
中国など新興市場のスマートフォン需要が高まっており、これまで第3四半期見通しを慎重視してきたIC設計大手、聯発科技(メディアテック)の同期業績を押し上げるとみられる。同社は新型チップの出荷量が伸びる見通しで、8〜9月の業績に期待が持てそうだ。9日付電子時報などが報じた。
メディアテックは現在、中国など新興市場の売上高が全体の70%以上を占めており、このところ懸念されている欧米での需要不振の影響は大きくない。逆に最近、中国など新興市場ではサプライチェーンの在庫調整が一段落し、需要が急速に回復しており、同社の第3四半期の受注見通しは明るい。
同社の7月連結売上高は、MT6573、MT6620、MT6516、MT6236など新型チップが順調に量産に入っていることから前月比5.93%増の71億4,200万台湾元(約190億円)と、2カ月連続の増収となった。同社は第3四半期の売上高で220億〜230億元を目標としており、達成には8〜9月で単月77億元以上が必要となる。
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