ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

半導体封止・検査各社、7月そろって増収


ニュース 電子 作成日:2011年8月9日_記事番号:T00031777

半導体封止・検査各社、7月そろって増収

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)各社の7月連結売上高は、ファウンドリーおよびIDM(垂直統合型の半導体メーカー)が在庫削減を進めた分の受注を得たことで、市場の予想通り前月比3~7%増となった。8日付工商時報が報じた。

 最大手、日月光半導体製造(ASE)の7月連結売上高は、前月比3.6%増の109億2,700万台湾元(約290億円)。矽品精密工業(SPIL)の7月売上高は台湾のみでは前月比4.6%増の49億1,500万元、中国・蘇州工場を加えた連結売上高は前月比4.3%増、前年同月比3.6%減の53億1,500万元だった。また、矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)の7月連結売上高は前月比3.3%増、前年同月比10.4%減の3億9,000万元だった。

 一方、メモリーの封止・検査各社は苦戦を強いられた。力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)の7月連結売上高は前月比6.9%減の32億6,000万元、福懋科技(FATC)は前月比12.3%減の10億600万元だった。減収について業者は、DRAM市場の低迷によるメーカーからの値下げ要求、および出荷量削減を指摘した。