ニュース 電子 作成日:2011年8月9日_記事番号:T00031778
鴻海精密工業の子会社、富士康昆山電脳接挿件公司(中国江蘇省)はこのほど、コネクターメーカーの実盈(新北市汐止区)に特許を侵害されたとして、中国広東省の東莞市中級人民法院に起こしていた訴えを取り下げた。実盈が8日明らかにした。9日付電子時報が伝えた。
原告、被告の双方とも具体的な説明を避けているが、市場関係者は、水面下で双方が和解に達した可能性があるとみている。
鴻海は昨年10月、実盈にCPUソケットに関する特許を侵害されたとして、広東省知識産権局に申し立てを行ったのに続き、裁判所に提訴し、今年1月21日には裁判所が資産保全命令を出していた。
実盈は主に広達電脳(クアンタ・コンピュータ)にコネクターを供給している。鴻海は実盈に特許を侵害されたとの訴えを米テキサス州東部連邦地裁でも起こしている。
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