ニュース 食品 作成日:2011年8月10日_記事番号:T00031791
財政部関税税率委員会は9日、小麦粉など7品目の関税の緊急引き下げ期間を来年2月9日まで、半年間延長することを決めた。財政部は世界的な天候異常による穀物価格の上昇を受けて、今年2月10日から同7品目の半年間の緊急関税引き下げを実施。9日に終了期限を迎えたが、7品目の輸入価格は依然高止まりしているとして延長を決めた。今回の延長で輸入業者は2億7,000万台湾元(約7億円)の関税を節約できる見込みだ。10日付経済日報が伝えた。
税率は引き続き、▽小麦粉、8.75%▽粗びき小麦と粒粉、10%▽硬質小麦、3.25%▽その他小麦・麦類、3.25%▽脱脂粉乳、7.5%▽全粉乳、7.5%▽キャッサバ粉、3.5%──となっている。関税の引き下げ幅は小麦粉類の4品目とキャッサバ粉が50%、粉乳類の2品目は25%。
このほか半年間の緊急関税引き下げ措置が行われている、チーズ、コーンスターチ、大豆粉、粗糖など6品目は11月末に終了期限を迎える。財政部は同6品目に対しては、10月時点での国際価格から減税措置を延長するかどうか決定するとしている。
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