ニュース 石油・化学 作成日:2011年8月10日_記事番号:T00031794
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は9日、連続爆発・火災事故が発生した第6ナフサプラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)の工場操業停止・検査計画を経済部工業局に提出した。同問題の解決に向け監督・指導に当たる「麦寮工業園区工安督導専案小組(個別小委員会)」がまず書類審査を行い、18~19日にも台プラ側の出席の下、審議を行う予定だ。10日付聯合報が報じた。
台プラグループ第6ナフサは、1年で7回の爆発・火災事故を起こしたことで、工場を順番に停止して検査するよう行政院に命じられた。工業局はまず問題の工場のリストと計画の提出を求めており、1カ月以内にすべての工場の検査計画を確定させる方針だ。
台プラグループの石化製品は輸出が6~7割を占める。5月に第6ナフサで2回の火災が発生したことを受け、台湾の6月化学品輸出受注額の前年同月比成長率は7.69%増と、5月の19.65%増から大幅に縮小しており、影響は今後数カ月にわたると予想されている。
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