ニュース 家電 作成日:2011年8月10日_記事番号:T00031797
10日付電子時報によると、デジタルカメラ市場で競争が激化する中、コダックやカシオなど中堅ブランドは販売が振るわず、台湾の受託メーカーに対する発注規模を縮小している。ただ、両社を顧客とする佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)や華晶科技(アルテック)は、その他顧客の発注量が拡大するため、受注量全体に大きな変化はないとみられる。
コダックは上半期、台湾メーカーに対する発注量を3,740万台へと前年同期の4,065万台より8%減らした。台湾メーカーとの関係の深いカシオも、2四半期連続で出荷予測を下方修正した。しかし、ニコンやサムスン電子は発注を拡大しており、台湾受託各社への打撃を和らげている。
欧米市況の景気見通しは悪いものの、佳能は現在の受注状況から、年初に設定した出荷予測、前年比10%増の2,500万台に変更の必要はないとみている。アルテックも今年の出荷は前年比20%増の2,000万台を達成でき、2,200万台に上る可能性もある。
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