ニュース 電子 作成日:2011年8月10日_記事番号:T00031805
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が中国の同業、龍飛光電(江蘇省昆山市)に出資し、同社を通じて昆山に第8.5世代工場を設置する投資計画がこのほど、中国国家発展改革委員会に認可された。中台双方からの認可取得で、AUOはついに中国8.5世代工場の設置を実現する。中国で5社目の8.5世代工場となる。10日付工商時報が伝えた。
同工場の液晶パネル月産能力は7万5,000枚で、32、47、55インチの液晶テレビ用が中心とみられる。操業開始は当初予定の12年末に間に合わないため、13年の市況をみて決め直す。投資額は32億5,000万米ドル、登記資本金160億2,500万米ドルとみられる。
液晶テレビ業界関係者によると、パネル価格が昨年5月以降下落を続けていること、また中国で農村部の家電製品普及政策「家電下郷政策」による買い替え需要が既に一段落していることから、今後パネル市場の大幅成長は見込めない状況だ。5社すべてが8.5世代工場を稼働すれば、供給過剰に陥る懸念がある。
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