ニュース 公益 作成日:2011年8月11日_記事番号:T00031817
アジア最大の耐腐食性樹脂メーカー、上緯企業(SWANCOR)の蔡朝陽董事長は10日、約1,200億台湾元(約3,200億円)を投じ、苗栗県後龍鎮の沖合に洋上風力発電所を建設する計画を明らかにした。11日付工商時報が伝えた。
第1期として13億5,000万元(補助金7億5,000万元を含む)を投じ、2014年末に1基当たりの発電容量5MW(メガワット)の風力発電装置を2基完成させる。政府の電力買取価格を1ワット当たり5.56元で計算すれば、年間売上高は1基約1億1,000万元とななり、約10年で投下資金を回収できるという。
第2期では1,200億元で洋上風力発電所を3カ所建設、発電装置を計300基設置する計画だ。
一方、中台間の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効により、上緯企業が中国に輸出する製品の関税は昨年の6.5%から今年は5%に引き下げられた。来年にはゼロになる。これを受けて同社は彰浜工業区で2万2,000坪の土地を取得、生産能力の大幅な増強に向け準備を進めている。上半期の売上高は約20億元、うち中国輸出によるものは前年同期比4%増の1億2,400万元だった。
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