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淡水河マンハッタン構想,容積率優遇へ


ニュース 建設 作成日:2011年8月11日_記事番号:T00031822

淡水河マンハッタン構想,容積率優遇へ

 台北市と新北市は10日、淡水河流域を「台湾のマンハッタン」として再開発するため、「淡水河流域管理委員会」を共同で発足させた。両市は自治体の壁を越え、「黄金のツインシティー」を目指し、連携を強化する。11日付工商時報が伝えた。

 両市は具体策として、淡水河流域で容積率を通常の2倍まで認める優遇策を講じ、老朽化した建物の建て替えを奨励するほか、現在建築が禁止されている新北市三重区二重疏洪道(洪水用の排水路)の土地71ヘクタールで建築を解禁することを検討する。

 郝龍斌台北市長は「新北市とのプラットフォームを通じ、景観、洪水防止、生態、都市計画、レジャー・レクリエーションなどの分野で地域を超越した総合的な施策を講じたい」と説明した。

 同委は台北市の陳威仁副市長、新北市の李四川副市長が持ちまわりで召集人を務め、3カ月に1回会合を開く。