ドイツの自動車部品大手、ロバート・ボッシュは10日、台湾の同業で、アフターマーケット向けスターターやオルタネーター、ワイパーブレードなどを手がける优立博（ユニポイント・エレクトリック・ＭＦＧ）を買収することで合意したと発表した。
ユニポイントは1972年設立で、台湾と中国に従業員2,360人を抱え、「ユニポイント」および「ＮＳＡ」ブランドを展開する。昨年の売上高は１億2,400万米ドル。
ボッシュはユニポイント買収について、アフターマーケットにおけるスターターやオルタネーター、ワイパーブレードのサプライヤーとして他社をリードする地位を強固にするとともに、エアコン関連部品の研究開発（Ｒ＆Ｄ）強化を目指したものと説明。さらに、アジア事業の拡大にも意欲を示した。
